初心者のための犬の飼育ガイド

犬を飼いたいのに不安という初心者のあなたへ、犬を初めて飼育する前に準備すべきことや心構えの大事なポイントをご紹介します。お金のこと医療のこと、時間のことなど、犬を飼う前に知っておかなければならないことはたくさんあります。軽い気持ちで飼ってしまってあとで後悔しないためにも、わんちゃんを悲しませないためにも犬を飼うために必要な知識を身につけましょう。

犬の散歩は毎日必要?しないとどうなるの?

犬のお世話のなかでも大変なことの

一つといえばお散歩です。

 

もちろん愛犬とのお出かけは楽しいものですが

雨の日も風の日も毎日となると、

どうしても辛い日も出てきます。

 

そこで、散歩の意義を知って、

毎日の散歩をポジティブなものに変えましょう。

 

排泄だけじゃない!犬の散歩の意味とは?

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犬の散歩をトイレタイムと認識している

飼い主さんも多いようですが、

散歩には以下のようなメリットがあるんです。

 

  • 運動不足解消
  • ストレス発散
  • 五感を刺激して脳を活性化
  • 社交性を身につける
  • 飼い主との信頼関係を深める

 

散歩をするだけで愛犬にこれほどの効果が

あるんですね。

 

特に散歩はメンタル的なメリットが大きいです。

 

風や太陽の光を肌で感じたり、土の臭いを嗅いだり

人や車、自然の風景、鳥の声などさまざまな

物事から情報を得ることは知能の発達にも

つながりますし、老後の認知症予防にもなります。

 

また、散歩仲間のわんちゃんたちと交流することで

社交性も身につきます。

 

これらは室内では決して得られない経験ですよね。

 

散歩は毎日どれくらい行うべき?

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運動不足解消やストレス発散という意味では

散歩は毎日行うのが理想的です。

 

お散歩不足または運動不足のわんちゃんは

ストレスを溜め込んで、無駄吠えしたり

室内でいたずらなどの問題行動が現れがちになります。

 

そして散歩にかける時間の目安は

小型犬なら1日1回30分未満

中型犬なら1日2回各30分程度

大型犬なら1日2回各30分~1時間程度

です。

 

やりすぎるとわんちゃんの足や関節に負担をかけるので

適度な時間を心がけてください。

 

上の時間は目安なので、それぞれのわんちゃんの

体質や体調、天候等を考慮して行いましょう。

 

こんなお散歩はNG

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先程も申したとおり、やりすぎはNGです。

 

愛犬の体に負担のない範囲で行ってください。

 

また、天気が荒れている日も危険ですので

散歩は控えて室内遊びなどに時間を掛けてあげましょう。

 

そして、これはありがちですが、

わんちゃんにグイグイとリードを引っ張られて

飼い主がついていくような散歩もNGです。

 

こんな時のわんちゃんの脳内はきっと

「気の向くまま、シモベを引き連れて突っ走る」

というイメージでしょう。

 

主従関係が逆転していますよね?

 

こんな散歩が続けば続くほど、わんちゃんの

王様化は進んでいきます。

 

子犬のうちから、飼い主のペースに合わせて

歩くこと、飼い主の行きたい方向へ進むことを

覚えさせましょう。

 

また散歩の途中に待てやお座り、ボール拾いなど、

命令する遊びを取り入れると、しつけにも

コミュニケーションにもなり一石二鳥です。

 

お散歩がマンネリ化してしまい、

犬も淡々と歩くだけなら

コースや時間帯を時々変えてみましょう。

 

新しい刺激に愛犬がワクワクしてくれると

飼い主もお散歩が楽しくなりますよ。