初心者のための犬の飼育ガイド

犬を飼いたいのに不安という初心者のあなたへ、犬を初めて飼育する前に準備すべきことや心構えの大事なポイントをご紹介します。お金のこと医療のこと、時間のことなど、犬を飼う前に知っておかなければならないことはたくさんあります。軽い気持ちで飼ってしまってあとで後悔しないためにも、わんちゃんを悲しませないためにも犬を飼うために必要な知識を身につけましょう。

子犬ためのやりすぎない寒さ対策とは?

子犬を飼育し始めてから数ヶ月のうちに

冬を迎えると、子犬が寒さに耐えられるか

心配ですよね。

 

まだ抵抗力の弱い子犬が体調を崩さないために

必要な寒さ対策をご紹介します。

 

愛犬が真冬に快適に過ごせる環境づくり

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愛犬が真冬の室内で人間とともに過ごす場合は

人間と同じ暖房設備の元で快適に過ごせます。

 

しかし、留守番時や就寝時などわんちゃんだけで

過ごす時間は環境を整えてあげましょう。

 

服を着せる

室内であってもわんちゃんが寒そうなときは

服を着せてあげましょう。

 

シングルコートや南国原産の犬種は特に

寒さに弱いので、室温や気候にあった

素材の服を着せましょう。

 

服がストレスになるようであれば無理に着せる

必要はありません。

 

就寝スペースを暖かく

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ケージやクレート、ドッグベッドの内部や

周りを暖かくしておきましょう。

(室外犬の犬小屋にも有効です)

 

  • 周囲、天井を毛布で包む
  • 底部にペット用保温マットを敷く
  • 内部に毛布やフリースなどを敷き詰める
  • ペット用ホットカーペットを敷く
  • ペット用湯たんぽを利用する

 

わんちゃんは夜だけでなく留守番中も

寝て過ごす事が多いので、就寝スペース

の寒さ対策が肝心です。

 

ホットカーペットは電気を使うので

コードを噛む心配がある場合は

おすすめしません。

 

とくに歯の生え始める子犬は歯茎の痒みの

解消のために物を噛む習性があるので

湯たんぽの方が安全です。

(7~10時間程度温かいです)

 

また、長時間留守にする場合、

湯たんぽが冷めてからも暖をとれるように

タイマーで暖房が掛かるように

セットして出かけるといいですね。

 

一日中、暖房つけっぱなしは過保護?!

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北陸・東北・北海道などの寒冷地なら

暖房が必須の地域もあるでしょう。

 

ですが、関東以南で日中の室温が15℃程度

ある場合は、必ずしも暖房が必要ではありません。

 

チワワなど特に寒さに弱い犬種の場合は、

暖房を掛け続けていてもいいかもしれませんが

室温は20℃前後にとどめて、就寝スペースに

寒さ対策を施す方がいいでしょう。

 

暖房の使いすぎによる室内の乾燥

皮膚や肉球がダメージを受けたり

体温調節機能が十分に鍛えられない

といった懸念もあることを理解しておきましょう。

 

ストーブやファンヒーターのつけっぱなしは厳禁!

ストーブやファンヒーターはぬくぬくですが

それらは燃焼することで室温をあげるもの

なので、室温が上がりすぎてしまう恐れがあります。

 

つける時間に比例して室温が上昇するので

留守番や就寝時には向きません。

 

また換気の必要もあるので、家族と過ごす

時間のみ利用しましょう。

 

寒い日はお散歩に行かないほうがいい?

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真冬のお散歩は体調面でも心配ですよね。

 

ですが、わんちゃんが散歩できる月齢で

お散歩が好きなら、短時間でもお散歩に

連れて行ってあげましょう。

 

わんちゃんが震えるほど寒がれば

冬用の服を着せてあげるといいですが、

わんちゃん自身が嫌がるのなら

服は必須ではありません。

 

小型犬は室内遊びで足りると言う人もいますが

散歩にはストレス発散や体力向上、

知能の発達などの役割があるので大切です。

 

動き回れば体温も上がってくるので

わんちゃんが楽しそうであれば

人間が思うほど散歩を辛く感じていませんよ。