手のかからない犬っているの?見分けるポイントは?
手がかかる犬とはどんな犬でしょう?
吠える?落ち着きがない?体が弱い?
言うことを聞かない?凶暴?
人によりイメージはさまざまでしょうが
実際に犬を飼ってみると意外なことに
手がかかったりするものです。
ということで、犬の性質や性格などを
ジャンル分けして、手のかからない犬について
考えてみましょう。
手のかからない犬~体質編~
世界には350種類近いわんちゃんがいます。
犬と一括りにしていますが、体質によっては
お世話の手間も全く違うんですよ。
体毛のお手入れ
体毛ケアにおいては短毛種より長毛種の方が
大変です。
定期的にトリミングしないと伸びた毛で
目を傷つけたり、足が滑りやすくなったり
皮膚トラブルを発症したりします。
トリミングが必要な犬種ではトイプードルや
ですが抜け毛に悩まされるのは長毛種とは
限りません。
トイプードルやシーズーなどの被毛は
シングルコートといって季節ごとの
生え変わりがないので抜け毛は少ないんです。
しかし、ダブルコートの犬は
換毛期に大量の毛が抜けます。
柴犬など短毛だけどモフモフの
ダブルコート種はゴッソリと毛が抜けるので
抜け毛掃除という意味で手間は掛かります。
顔のお手入れ
例えばブルドッグやパグなど顔にシワの多い犬種は
シワの間に雑菌が繁殖しないようにお手入れが必要です。
ダックスフントなど耳が垂れた犬は耳が汚れやすいので
他の犬種よりこまめに耳掃除をする費用があります。
チワワのように目の大きな犬種は涙の量が多いため
涙やけにならないようにケアをしないといけません。
病気のリスク
犬種ごとに特性によってかかりやすい病気があります。
短頭種(鼻ぺちゃ犬)…短頭種気道症候群
大型で運動能力の高い犬種…馬尾症候群
ゴールデン&ラブラドール・レトリバー…股関節形成不全
などなど犬種によってかかりやすい病気は様々です。
これらはほんの一部で、
純血種ならほぼ全ての犬種に特有の
病気のリスクがあるので、そういう意味では
この犬種なら安心といえる犬種はないでしょう。
手のかからない犬~性格編~
賢い犬
スタンリー・コレン教授著「The Intelligence of Dogs」
によると賢い犬種は以下の通りです。
小型犬…ミニチュアシュナウザー、パピオン、
ポメラニアンなど
中型犬…ボーダーコリー、シェットランドシープドッグ
大型犬…スタンダードプードル、ジャーマンシェパード
吠えにくい犬
吠えにくいと言われているのは、
フレンチブルドッグ、パグ、ヨークシャテリア
トイプードル、ゴールデンレトリバーなどです。
賢く落ち着いた犬種が吠えにくいようです。
手のかからない犬は性格<育て方
体質以外の部分で手がかかるかどうかは
実は一般的に言われている犬の性格よりも
犬の飼い方や飼育環境の方が大きく作用します。
私の知っているわんちゃんにも
吠えまくるフレンチブルや噛み癖のある
パピオンがいます。
あなたの周りのわんちゃんたちも
性格は十犬十色ではないでしょうか?
手がかかる問題犬は飼い主に甘やかされたり
放ったらかしにされるなど正しい飼い方を
されていない場合が多いようです。
犬の性格を調べるよりも犬のしつけ方法を学んで
犬種にとらわれずに気に入ったわんちゃんを
選ぶほうが後悔しないと思いますよ。