初心者のための犬の飼育ガイド

犬を飼いたいのに不安という初心者のあなたへ、犬を初めて飼育する前に準備すべきことや心構えの大事なポイントをご紹介します。お金のこと医療のこと、時間のことなど、犬を飼う前に知っておかなければならないことはたくさんあります。軽い気持ちで飼ってしまってあとで後悔しないためにも、わんちゃんを悲しませないためにも犬を飼うために必要な知識を身につけましょう。

旅行のとき犬を預けるor留守番?ケース別の費用とメリットを比較

今日は犬のお留守番、旅行編です。

 

とくに一人暮らしや、家族旅行の場合、

旅行中、愛犬をどうするか悩みますよね?

 

一緒に連れていければ良いけど、

むずかしいケースは

意外と多いのではないでしょうか?

 

例えば

子連れ旅行ならテーマパークは外したくないし、

友人や恋人との旅行で自分の愛犬中心に

スケジュールを立てるのも気が引けますよね。

 

そんなときは犬を預けるか留守番してもらうか

どちらかになると思いますが、

一番いいのはどの方法でしょうか?

 

旅行のとき、犬を預ける?それとも留守番?徹底比較

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お留守番する犬

旅行中の犬の預け先と一番のオススメは?

愛犬を預けると言っても方法は複数あります。

 

ペットホテルのように、施設に預ける場合もあれば

自宅に人を派遣し、面倒を見てもらう場合もあります。

 

実際にどんな選択肢があるのか?

そして、それぞれの費用や、長所・短所を

まとめてみました。

 

ペットホテルに預ける

ペットホテルはその名の通り

ペットを宿泊させて

食事などの世話をしてもらう施設です。

 

ペットホテル専門の施設もありますが、

動物病院やペットサロン、ホームセンター等で

ペットホテルサービスを行っている場合が多いです。

 

相場は、一泊あたり

小型犬3000円程度

中型犬4000円程度

大型犬5000円程度

 

しかし、地方ですともう少し安い場合もありますし

反対に、大都市部や空港等、利用頻度が高い場所では

もう少し値段が上がる傾向があります。

 

ペットホテルのメリット・デメリット

ペットホテルに預ける

まずメリットは、施設にもよりますが

スタッフの知識や経験が豊富なことです。

 

また、病院内のペットホテルや、

病院と提携しているペットホテルですと

万一のケガや病気にもスムーズに対応してもらえます。

 

デメリットは何より愛犬のストレスが大きいことです。

 

慣れない環境で、狭いケージの中(施設による)、

他の犬や猫もいるとなると、

どんな社交的な犬にも大きなストレスが掛かります。

 

また、他の動物と同じ空間で過ごすことで

病気になるリスクもゼロとは言えません。

 

さらに年齢制限や発情期不可などの

条件がある施設もあるので要注意です。

 

ペットホテルを利用する場合は、

ワクチン接種を必ず終えましょう。

 

また割安でお試し利用できる場合は、

事前に体験して慣れさせることをおすすめします。

 

ペットシッターに来てもらう

ペットシッターは一日のうち数時間、

自宅へペットのお世話にやって来てくれる

訪問型のサービスです。

 

金額の相場は1時間あたり3000円程度です。

 

企業によっては愛犬の動画や画像を

日報として報告もしてくれます。

ペットシッターのメリット・デメリット

ペットシッターを依頼



メリットは、愛犬のストレスが少ないことです。

 

慣れている家で過ごせるし、

慣れた散歩コースを歩くこともできます。

 

よほどシッターさんと馬が合わない場合以外は

一番ストレスなく過ごせるのではないでしょうか?

(事前打ち合わせでシッターさんとの相性を

チェックできる場合がほとんどです)

 

また、多頭飼いの場合は

一頭分の料金に料金をプラスしたら対応してもらえるので、

ペットホテルよりお得です(料金✕頭数ではない)。

 

一方デメリットは、

シッターさんが不在の時間に何か起きても

対応できないという点です。

 

また、きちんとした人材派遣会社なら

大丈夫だとは思いますが、

他人を家に入れるわけですから

防犯の面で100%安心とは言い切れない

ということもデメリットです。

 

そして長時間お願いする場合は

ペットホテルのほうが安くなることもあります。

 

知人に預ける

身内や仲が良い知人に預ける人も多いですね。

 

費用はそれぞれの話し合いによるかと思いますが、

犬が大好きな人ならタダで預かってくれる場合も

ありますよね。

 

知人に預けるメリット・デメリット

友人にペットを預ける

メリットは、愛犬が預け先の人や

環境に慣れている場合、

安心して預けられるということです。

 

気兼ねない関係なら、愛犬の様子を

こまめに報告してもらえるのもメリットですね。

 

コスト面でも、外部にお願いするよりも

お安く住む場合が多いのではないでしょうか?

(少なくともお土産はあげましょう)

 

一方、デメリットですが、

ビジネスではないぶん、

仮に知人の対応に不備があっても、

不満を言いづらいことです。

 

また、何かトラブルが起きた場合に、

ギクシャクする可能性もあります。

 

トラブルは愛犬が被害にあうだけではありません。

 

相手方にケガを負わせたり、

家具を壊したりなど、

こちらが責任を負う場合も考えておきましょう。

 

預ける相手は素人なので、専門施設に預けるよりも

犬のトラブルの発生率はリスクは高いかもしれません。

 

誰にも頼らずお留守番

自動給餌器と見守りモニターを利用すれば

一匹で留守番させることも可能です。

 

長期間は難しいですが1泊旅行程度なら

問題なく対応できますね。

 

寂しがりやな子でなければ

他人も来ないし最も快適な方法かもしれません。

 

初期投資は必要ですが、

長い目で見ると一番お得な方法でもあります。

 

しかし外出は一切できないので、

ストレスは溜まります。

 

また一番困るのは、何かあっても

すぐに駆けつけられないことです。

 

一番のオススメは?

おすすめ

愛犬のストレス面、費用、安全面など

それぞれに長所と短所が存在しますが、

総合的に考えてオススメなのは

ペットシッターです。

 

慣れた自宅で、いつものお散歩もできる、

一番日常生活に近い方法だからです。

 

では慣れた自宅に、シッターとして知人に

来てもらうのはダメなの?

という話ですが、

 

もちろんダメではありません。

 

相手が信頼できる身内であれば。

 

しかし他人の場合はいくら信頼できても

お願いするのはオススメしません。

 

室外犬の場合は例外ですが、

自宅内に入ってもらうわけですから、

例え相手が何もしていなくても

後日紛失物があった時に、あの人のしわざでは?

なんて嫌でも勘ぐってしまいかねません。

 

ですから自宅に人を入れる場合は、

きちっと契約書を交わすビジネス関係の方が

割り切ってお願いできます。

 

もちろんこれは個人の意見です。

 

愛犬にとってどの方法が一番快適か、

安全かをよく考えて対策を行ってくださいね。