初心者のための犬の飼育ガイド

犬を飼いたいのに不安という初心者のあなたへ、犬を初めて飼育する前に準備すべきことや心構えの大事なポイントをご紹介します。お金のこと医療のこと、時間のことなど、犬を飼う前に知っておかなければならないことはたくさんあります。軽い気持ちで飼ってしまってあとで後悔しないためにも、わんちゃんを悲しませないためにも犬を飼うために必要な知識を身につけましょう。

子犬にとって理想的なお部屋の環境の作り方

室内犬を飼育する環境次第で

愛犬のしつけのしやすさや健康寿命

大きく変わります。

 

犬が過ごしやすい環境を整えて

快適なペットライフを過ごしましょう。

 

愛犬の生活スペースはリビングが理想的

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愛犬が寝食を行ったり、くつろいだり

遊んだりする場所はリビングがおすすめです。

 

愛犬に家中どこでも自由に移動させるご家庭も

ありますが、しつけ・安全面両方を考慮すると

犬用のスペースは限定した方がより望ましく感じます。

 

特にリビングは家族が近くにいる時間が最も多い

場所なので、孤立を嫌う犬にとって最も安らげる

場所であると言えます。

 

リビング以外には補助的なスペースとして

トイレや洗面や廊下などに犬用トイレを置いたり

気分転換や体温調節のために廊下や別の一部屋を

解放するなどご家庭によって対応されるといいと思います。

 

犬部屋を設ける場合でも子犬期間だけは

リビングで共同生活して環境に慣らすのがおすすめです。

 

愛犬の安全対策ポイント

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犬のための環境づくりで最も重要なのが

事故のリスクを減らすことです。

 

<安全対策ポイント>

  1. キッチン(火)と浴室(水)には入らせない
  2. 犬の進入禁止エリアには犬用ゲートを設置
  3. フローリングや畳にマットを敷く
  4. 配線コード、コンセントにカバーをして噛ませない
  5. 誤飲防止のために小物は必ずしまう
  6. 背の高い家具には転倒防止対策をする
  7. ドアにはストッパーをする
  8. エアコンやヒーターで室温管理する

 

以下補足です。

 

3については床が滑りやすいと犬の足や腰に

負担がかかるので、タイル式のフロアマットを

敷くなどして対応しましょう。

 

5の誤飲しそうな物は

人間の食べ物、薬、化粧品、洗剤、タバコ、

電池、観葉植物、プラスチック製品など

さまざまです。

 

わんちゃんによって興味の対象が異なるので、

とにかく小物は全て出しっ放しにしないよう

心がけてください(噛まないしつけも

行いましょう)。

 

7のドアストッパーはドアに挟まれるのを防ぐ

意味もありますし、開かないようにして

他のスペースに行かせないのにも便利です。

 

お部屋の環境でストレス対策

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わんちゃんの生活スペースにケージや犬小屋

サークルなどを設置して、愛犬が休める

専用スペースを作りましょう。

 

自分だけの空間ができることで

わんちゃんのストレス解消になりますし

その小さな空間が自分の場所だと理解させることで

わんちゃんと人間の主従関係が明確化されるため

しつけをしやすくなります。

 

またケージなどの”隠れ場所”があることで

来客や騒音などに無駄吠えすることも無くなります。

 

また家族の中に小さなお子さんがいる場合、

一方的にわんちゃんにグイグイ行くことがあるので

気が休まる場所はわんちゃんにとって重要なんです。

 

犬用スペースは直射日光を避けつつも明るくて

空調設備の風が直接当たらない快適な場所に

設置しましょう。