子犬におすすめの餌の選び方は?
子犬には専用のパピーフードを
子犬期は体が数倍に成長するため最も栄養が必要です。
体の大きな成犬以上に
しっかりと栄養を摂らなければいけません。
子犬のおおよその期間は
小型犬で9ヶ月まで、中型犬で一年未満
大型犬で1年半未満とされています。
この期間のうちは、
栄養価の高い子犬に特化したフードを
与えるのが好ましいです。
子犬に必要な栄養素って?
子犬期に最も重要な栄養素は
タンパク質です。
これは体の元となる栄養素です。
ドッグフードを選ぶ際には
成分表示で「粗たんぱく」が25%以上の
ものを選ぶことをおすすめします。
そして次に重要なのが脂質。
成犬用やシニア用フードは脂質をあえて
抑えてある商品もあるので、
脂肪分豊富なパピーフードがおすすめです。
そしてタンパク質、脂質ともに肝心なのが
良質な動物性であることです。
植物由来のものや動物性でも由来が不明な
ものは、子犬の消化の負担になる
可能性があるので、チキンやサーモンなど
由来が明記されているものが安心です。
子犬にオススメのフードの種類と選び方
子犬のフード選びで最も重要なのが
子犬に負担なく栄養補給させてあげることです。
初めて飼うわんちゃんならなおさら、
フード選びにもこだわりたいですよね。
ですが、まずは販売元のペットショップや
ブリーダーさんにどんな食事を与えていたのか
確認を取りましょう。
見知らぬ環境に連れてこられても
食事だけでも普段どおりなら
わんちゃんも少しは安心ですよね。
販売元の餌がよほど悪質でない限りは
まず購入時と同じものを与えて
その後お好みのフードを少量ずつ
混ぜて切り替えるのが望ましいです。
またドッグフードの種類については
ドライフードが無難でしょう。
品質管理も量の調整も容易ですし
フード+水だけでタンパク質や脂質以外にも
必要な栄養素もすべて適量を補給できます。
逆に専門知識などがないのなら
完全手作り食や、サプリのトッピングは
おすすめしません。
安価なフードには要注意
子犬用と謳っていても全てが良質とは
限りません。
お手頃価格なフードには
犬が消化を苦手とする小麦などグルテンを含む
成分が多量に含まれるものが多くあります。
原材料を見て穀物の記載順位が高いものは
注意してください。
子犬の時期は長くても1年強ですから
良質フードを検討されてはいかがでしょうか?
餌は種類よりも与え方に注意!
子犬のうちは消化器官が小さく未発達のため
一度にたくさん食べるとができません。
成犬のように一日2食程度の回数では
必要な栄養が補えません。
子犬の間は一日に3~5回程度に
小分けにフードを与えましょう。
逆を言えば、これができなければ
子犬のうちからの飼育は難しいと言えます。